神龍誠がついに第3代RIZINフライ級王者に
神龍誠選手がついに悲願のRIZINフライ級王座を獲得しました。
いや、本当に嬉しかったです。
試合終了の瞬間は思わず立ち上がってしまいましたよ。
実は今回のタイトルマッチ前、私は「神龍誠の魅力とプロレス」という記事を書いていたんです。
応援の気持ちも込めて書いたのですが、公開したあともずっと落ち着きませんでした。
試合当日も朝から何度もSNSを見たり、過去の試合映像を見返したりしていて、自分でも「どれだけ気になっているんだろう」と(笑)。
でもそれくらい、この試合には特別な思いがあったんですよね。
思い返せば神龍選手にとって、この数年は決して平坦な道のりではなかったと思います。
そもそもRIZINフライ級戦線には長年トップを走ってきた強豪たちがいました。
堀口恭司選手、扇久保博正選手、元谷友貴選手。
神龍選手は彼らに立ち向かい、そして跳ね返されてしまった。
もちろん他の試合での勝利もありましたが、タイトルへ一直線に進んでいるようには見えなかったんです。
それどころか、時には試合以外の部分でも試行錯誤しているように感じました。
ヒール的な立ち位置を模索した時期もありましたし、自分自身の見せ方について悩んでいるようにも見えました。
ファンとして見ていても、「神龍選手は本当はどこへ向かおうとしているんだろう」と考えたことが何度もありましたし。
ただ、その流れが大きく変わったのはやはりATTへの挑戦だったように思います。
環境を変えるというのは言葉で言うほど簡単ではありません。
仕事でもそうですが、新しい場所へ飛び込む時って期待もありますけど不安もありますよね。
私自身も職場が変わったりすると、最初の一週間は毎日緊張していました。
慣れ親しんだ場所を離れるのは想像以上にエネルギーが必要なんですよね。
神龍選手の場合は、それを世界最高峰レベルの環境で行ったわけですから、その決断力だけでも凄いと思います。
そして今回の扇久保選手とのタイトルマッチ。
試合を見ながら何度も感じたのは落ち着きでした。
以前の神龍選手なら焦って前に出ていたかもしれない場面でも、冷静に状況を判断しているように見えたんです。
技術面の成長はもちろんですが、それ以上に精神的な成熟を感じました。
相手は歴戦の猛者、扇久保選手です。
これまで数多くの挑戦者を退けてきた難攻不落の存在。
その相手に対して臆することなく、自分の戦いをやり抜いた姿は本当に見事でした。
試合後の表情も印象的でしたね。喜びはありながらも、どこか冷静で。
ゴールではなく、ここから先を見据えているようにも感じました。
だからこそ、この王座獲得は単なるタイトル奪取以上の意味があると思っています。
神龍誠という選手が、長い模索の末にたどり着いた一つの到達点。
そして同時に、新たなスタートラインでもあるんですよね。
RIZINフライ級王者となった今、当然ながら今後は防衛戦が待っています。
国内外に強豪はたくさんいますし、王者になった瞬間から追われる立場になります。
でも不思議と心配より期待の方が大きいです。それは今回の試合で見せてくれた成長が本物だと感じたからかもしれません。
長い時間をかけて積み上げてきた経験。
敗戦から学んだこと。
環境を変える勇気。
そのすべてが今回の勝利につながったような気がしています。
RIZINフライ級の歴史に新たな1ページを刻んだ神龍誠選手。
第3代RIZINフライ級王者、本当におめでとうございます。
そしてここから始まる王者としての物語も、しっかり見届けていきたいと思います。