格闘技を愛するブログ

格闘技のレビューや感想

2020年代もさらなる隆盛を誇る総合格闘技、MMAの世界。

 

80年代後半から格闘技を見てきた管理人による考察や試合の予想やレビューなどを記載していきます。

2024/06/29 17:20:29 | 雑感
最近RIZINがさらなる盛り上がりを見せています。振り返れば、THE MATCH 2022は素晴らしいイベントでしたが、7月28日に開催される「超RIZIN3」も、それを超えるような熱気に満ちています。まず、大会の核となるカードとして発表されたのが、朝倉未来選手と平本蓮選手の対戦です。いずれは実現すると予想されていたこの試合が、ここに来てついに実現することとなりました。両選手が万全の状態で挑むこの試合は、格闘技ファンにとって見逃せない一戦となりそうです。2024年の格闘技シーンも、ますます盛り上がりを見せており、非常に楽しみです。なおRIZINのPPV情報はコチラの「RIZIN(ライジン)PP...
2023/04/12 14:17:12 | 格闘技について想う事
最近になって外国人選手を招聘できるようになったが、その前の3年間は、国内のMMA(総合格闘技)は基本的に日本人同士の対戦が多かったという状況が続いていた。管理人は、日本人同士の対決が好きだったので、この展開は彼にとっては最高だった。観戦プロセスを非常に充実させることができた。そして、白熱した試合を見るにつれて、管理人はかつてのMMAの黎明期に行われた日本人同士の対決を思い出した。彼が最も鮮烈に覚えているのは、96年にリングスで実現した山本宜久vs田村潔司の一戦だ。この両者は、当時の若手の中で、とりわけ次世代を担う選手として注目されていた。バーリトゥドーというMMAを経て、二人が戦ったのは、それ...
2023/03/28 13:25:28 | 雑感
2023年のRIZINの春の大会スケジュールが先日発表されました。そして対戦カードもほぼ出揃いましたね!大晦日にすでに発表されていた牛久絢太郎vs朝倉未来、斎藤裕vs平本蓮、皇治vs芦澤竜誠は予定通り行われ、その他にもケラモフvs堀江、金原vs山本、神龍vs北方など、興味深いカードが満載!朝倉未来選手が久しぶりにMMAへ本格参戦するのも嬉しいです。何かをやってくれるのではないかと想像させてくれるのが、朝倉未来という男と通販フォーカスブログさんでも紹介されている通り、久々に総合格闘技界へ喝を入れて欲しい!そんな思いもあります。またベラトールからフアン・アーチュレッタが電撃参戦することが決まりまし...
2023/03/22 14:32:22 | 雑感
管理人的に今後の格闘技の見所はやはりRIZIN春の3連戦なのですが、他にももちろん見なければならない試合や大会がありますので、スケジュールを整理してみました。まず4月1日はRIZIN41。皇治vs芦澤竜誠が行われます。そして4月8日は那須川天心のボクシングデビュー戦!次の日4月9日はUFC287、4月23日はBellator295!さらに4月29日はRIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI、4月30日はPANCRASE333、5月6日はRIZIN42、5月7日はDEEP113と、春の格闘技祭り的にスケジュールがギッシギシ!!これは見る前から興奮しますね!そして推しの選手が勝ってくれ...
2022/11/24 13:01:24 | 総合格闘技の歴史
UWF系の格闘技の隆盛からしばらくが経過し、プロモーションとしてはPRIDEが人気を博しました。またPRIDEが発足してから数年後にK-1側の総合団体であるHERO`Sも旗揚げ。地上波でもゴールデンタイムで放映されるなど、今振り返ると本当に凄い時代だったと思います。ちなみにこの頃もUFCももちろん存在していましたが、決して「最強」ではなく、一番強い総合格闘家を決めるのはPRIDEのリングだったんですよね。世界標準なリングが日本国内にあったわけです。そしてこのPRIDEで名実ともにトップに立ったのがヒョードルでした。ヒョードルはリングスロシア出身なので、ファンからするとリングスが最強という見方も...
2022/11/04 17:36:04 | 格闘技について想う事
最近の格闘技で話題となっているキーワードのひとつに「華」があります。煌びやかな存在感とでも言いますか、行動や言動に一定の派手さがあることですかね。ただこの華、見た目が目立ちやすいとか、トラッシュトークで目立つとか、単に外側の要素だけでもない気がします。例えば堀口恭司選手。とくに派手に着飾るわけでもトラッシュが鋭いわけでもありません。でも華がありますよね。これって内面から出ている、また彼が作ってきた実績から出ている、いわゆるオーラだと思うんです。また業界は違いますけど、将棋の藤井聡太選手も同じようなオーラがありますね。以前Numberの表紙を飾った時の存在感は凄くて、かなり話題となっていました。...
2022/11/04 01:33:04 | 総合格闘技の歴史
前回は現代MMAにないルールとして掌底を挙げました。今回はズバリ、ロープエスケープを取り上げてみたいと思います。基本現代MMAは一度関節技が極まったら負け、一度ダウンしたら負けとなります。しかしUWF系列では関節が極まってもロープを掴むことで、エスケープとなり、いったん技が解除される仕組みとなっていました。ただエスケープは無制限に行われるものではなく、基本5回まで許されます。またダウンも複数回許されます。厳密に言うとダウンとエスケープ合わせて5回まで許されるという形です。このルールで面白いのは、エスケープやダウンが複数回許される分、試合に攻防が起きやすいという点にあります。しかし一度関節が極ま...
2022/11/03 09:41:03 | 総合格闘技の歴史
現代MMAにはない特徴の一つとして掌底があります。基本UWF系のルールはオープンフィンガーグローブを着用しないルールが常でしたので、手を使う打撃は素手による攻撃がメインでした。ただそうはいってもナックルはNGで、いわゆる張り手、もしくは掌底が許されていました。ところがこの掌底、攻撃時にどうしても指が目に入ることが多く、試合が中断することもしばしばありました。また素手による攻撃なので、なかなかダウンに結び付きません。ですので掌底が得意技という選手はほとんどいませんでした。以上今回は現代MMAにないルールを述べてみました。
2022/11/01 01:40:01 | 総合格闘技の歴史
今でこそ「MMA」という言葉が広く認知されていますが、90年代の格闘技を見てきたファンは、どちらかというと総合格闘技という言葉に懐かしみがあります。それこそまだ格闘技という言葉すらあまり認知されていない時代に、特に新日本プロレス出身のレスラーが中心となって、現在の格闘技につながる試合が様々な形で試行錯誤され展開されてきました。具体的にはリングスの前田日明を始め、高阪剛、田村潔司、パンクラスの船木誠勝や鈴木みのる、高橋義生などですね。桜庭和志が注目され始めたのは90年代後半ですので、上記のリングスやパンクラスの選手より少し後になります。このブログでは現在のMMAはもちろん、その創世記に携わった上...